Travis Japan、渡米するってよ。

 

 

22年生きてて初めてロサンゼルスの場所を把握した。



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自分でいうのもなんだけどそれなりに頭はいいほうなんだけど地理のテストだけ壊滅的な点数ばっか取ってたことと、昨日の晩も家のド近所で迷子になった超絶方向感覚ゼロオタクなので、(ロサンゼルスって海側じゃん!しかも日本に近い側!ラッキー!)って思うようにしてます。気を抜くとこの顔になってしまいますが。

 

 

 

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「我々Travis Japanはですね、3月下旬より、アメリカ・ロサンゼルスに行くことになりました。」

 

 

 

知らない人たちに見えた。

見たことしかないはずの顔なのに、あの瞬間、一気に(全然知らない、初めて見る人たちが画面の向こうでなんか話してる… …誰だ?なんか口を開けて言葉しゃべってるわ…)って、どんどん血の気が引いた。たぶん自分ひとりだけ昔のこと考えてた。9人じゃなくなる時も、こんな感じだったような気がする。

 

1日経って冷静になろうと試みるも、朝ごはんはまともに喉を通らず、通学片道1時間半もスマホを見ていたらあっという間に最寄りに着いてたし、研究室でHPLC(ほしいものとそれ以外が混じったやつからほしいものだけを取れる魔法の機械)に永遠に液体を入れながら、Mステで椎名林檎の隣で歌ってた宮本浩次みたいになりそうだった。ちなみにこれは隣のデスクの准教授の目を盗んで書いている文章である。

 

 

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私も(インスタライブ、なんだろう、ひなまつりかな~)とか思ってた昨日に恥ぢ入ってます。

 

 

 

やさしさってこわい。心配かけないように元気に振る舞ってる感じに勝手に思い込みからか、見えちゃったからなのか分かんないけど、それが逆にこれからおそろしいことが起こることの予兆みたいで、あの魔法少女まどかマギカだって最初はすっっっごいかわいい始まり方だったし、でも私たちのソウルジェムはどんどん黒くもしくは灰色に濁っていくばかりで、インスタライブを見ながら、どんな大喜利を言ったら面白くなるんだろうかとかそんなことばっか考えてました。アホみたいに泣きながら。

 

 

私も正直、世界世界って思いながら、当たり前に、日本の他のアイドルみたいにトラジャもこのアジアの島国で、雑誌やテレビ、ラジオ等の各メディアで消費される、あのよく見てきたいつものやつになることしか考えられていなかった。よくもわるくも、どうせあの海外向けのSNSもコンテンツもろくに使いこなせてないジャニーズだし、この国で消費されるだけされ尽くすのだろうとか思ってた。だから、アメリカに行けるんだ、この事務所でも、みたいな驚きもあった。Travis Japanは世界を目指しているグループ、それは9人の頃から掲げてきた理念であり、理想であり、それが口だけではなかったことが分かって、うれしかった。アメリカに行くことはなにも悪いことではなく、むしろ良いことなんだ。私は海外に言ったことはないけど、現地でしか分かり得ないものだってきっとたくさんあるだろう。けみおさんの動画を見てても分かる。ただ、それがこのコロナ禍、いや、コロナだけじゃない、ウクライナとロシアの戦争だったり、同じ日本にいたとしても当たり前に誰かと会うことができないこの今の状況で、突然の渡米発表はあまりにも私のここ最近の生活とは明らかにテンションが違うもので、私だけがこの地獄みたいな閉じこもった現実に置いて行かれたような気持ちに一瞬なってしまった。私もサークルの追い出し会がなくなって友達に会えないし、卒業式すらあるかどうかまだわからないのに。

 

 

ある仕事、必死につかみとってきたものをいったん置いてまで、いつかはやらないといけないことだったと思うし、それが、たまたま、ジュニアという、契約的にも自由の利く立場にいるなかでの2022年、寅年にデビューするぞ!と意気込んだ、意気込まされた2022年、コロナがまだ収まっていないうちの2022年、世界で戦争が起きているなかの2022年だった、そういうことなんだろう。そして、本人たちが長い間、何年も話し合ってようやく決まったことを、私たちが1日や2日で理解し、受け止め、送り出すのは、あまりにも難しい。

 

 

青春を担保に、今ある仕事と引き換えに、はたして望む夢が見られるのか。それは、ただもう、Travis Japan自身のアメリカでの頑張り(もうすでにえげつないほど頑張っているが)、そして滝沢をはじめとする事務所次第だろう。これまで、番組や雑誌社にリクエストや要望を送り、コンサートに行き、うちわとペンライトを持って応援していた我々がこれからできる唯一のことは、残酷ながら、ここから見守る、それだけになる。

 

 

でも、ひとつ言えるのは。私たちはもうすでにTravis Japanという大きな希望を、力を、「納得」し、「確信」しており、だから今こうしてここにいるんじゃないですかね。私は9人だろうと7人だろうとずっと納得し、確信し続けてきたつもりなので、今さらこの期に及んで副社長にこちらのせいにされたのは誠に遺憾だし、新聞のコメント読んできっと全員この顔になっただろうよ。

 


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正直、慣れてしまいたくなくても、7年見てたらちょっとやそっとの絶望にはもう慣れっこになってしまう。いつも大事なことは後から知らされる。コロナがなかったら、2020年には渡米してただなんて、それじゃまるで、人の命を奪い脅かすパンデミックによって延命されていただけみたいだ。

 

 

 

昔自分がいちばんつらかったのは、好きな人の顔すら見れない、好きなのに、顔を見るだけであらゆる苦しさがこみ上げてくることと、周りのフォロワーが次々といなくなったことだったので、今もしつらい人がいるなら、おばあちゃんの知恵袋として言えるのは、① 自担のことを好きという気持ちを、事務所への不信や、他の苦しい感情とごちゃまぜにして、きらいになってしまったと錯覚しないで、他に向けるべき感情を、脳がまちがって好きな対象へ矛先を変えてしまわないようにすることと、② しばらく距離を置いて考えてみて、でも、もしきらいになったわけではなくて、本人たちのことがちゃんと好きなら、完全にシャットアウトするのではなくて、片目でうっすら見るくらいは絶対に見ておいてほしい。今は今しかないから。あの時見ておけば、応援しておけば、って後悔しても、時間は二度と返ってはこないということだ。

 

 

 

 

 

とはいえ私は宮近くんのことがしっっっっかり好きだし、Travis Japanのことがめっっっっっちゃ好きだし、それは私だけでなく、たくさんの先輩や後輩、そして岩橋くんや顕嵐くんだって応援してくれてるし無敵じゃん。Travis Japanって、もう既にこんなにも愛されてるの凄い。さすが。だから、さらにより、成長して、帰ってきて、絶対デビューしてほしい。

 

 

待ってるから!!!!!!!応援してるから!!!!!!!

 

 

 

きっとそう遠くない未来で「人狼ごっこin LA」とかいう動画を見てトラジャ担みんなで相も変わらずケラケラ笑えてますように。あとWカイトはルームメイトであってほしいし、あと宮近くんのお手製のたらこパスタのレシピください。あとシェアハウスでみんなでなんかでっかい犬とか飼ってほしい。(欲デカオタクより)